~飯田にゆかりの姫君~大河ドラマ「どうする家康」に登場した福姫(登久姫)
作成日:2023年7月7日
松平信康(家康長男)と五徳(信長長女)の二人の姫 ~瀬名(築山殿)の孫娘~
7月2日(日)放映の大河ドラマ「どうする家康」第25話では、徳川家康が織田信長の命により正室の瀬名(築山殿)と長男の松平信康を死に追い込まざるを得なくなり、瀬名と信康が亡くなる悲劇が描かれました(築山殿事件、信康事件)。ドラマ前半のクライマックスとも言えます。その前回の第24話「築山へ集え!」では、余り目立ちませんでしたが、信康(家康長男)と五徳(信長長女)の間に生まれた幼い姫が少し登場していました。その長女の姫は「福姫」または「登久姫」と呼ばれておりますが、この姫は飯田に大変ゆかりのある方で、飯田市松尾町の峯高寺(飯田駅前)にはそのお墓が大切に守られています。
峯高寺本堂(飯田市松尾町)
福姫の墓(峯高寺)
しかし、徳川家康と織田信長の両雄を祖父に持つ稀有な血筋の姫君と言えますが、内外に余り知られていません。2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映以後、南信州観光公社では、飯田市を訪れるツアーなどで、峯高寺にごく近い飯田井伊家や福姫の墓に立ち寄っていますが、大河ドラマを機会にさらにツアーの造成なども含めてPRしていきたいと思っています。
福姫、また「華麗な一族」とも言われる福姫の子孫について、内外の方に紹介する資料を下記のとおり紹介させていただきます。是非、多くの方に「福姫」という飯田にゆかりのある歴史的人物とその物語について知っていただければありがたいです。