[ナビ記者通信]桜守の旅③ 市街地の桜をご案内
作成日:2017年4月20日
雨の遠山郷の後は、ショートタイムのご案内が続きました。
4/12は1時間コ-ス。4/13は2時間コースでのご案内。遠くへは行けないので、市街地の桜をご案内しました。
先ずは美術博物館の庭にある、安富桜。樹齢は450年ほどと言われていますが、飯田で一番大きな桜です。樹勢が良く、支えは全く必要なし。ほぼ満開で、良い感じになって来ていました^^
続いて徒歩移動で、赤門を通り抜け夫婦桜へ。飯田城の桜丸御殿が在った所です。
エドヒガンとシダレが根元で合体しています。飯田で一番珍しい夫婦桜と言えますね^^
バス移動で今度は愛宕神社へ。ここには樹齢およそ800年の清秀桜と、200年の千代蔵桜があります。清秀桜は飯田(市街地)で一番古い桜です。
2時間コ-スの方達は、夫婦桜の後 バス移動で枝垂れ桜の三寺へ。駐車場から黄梅院、正永寺、専照寺の三寺を徒歩移動です。黄梅院の枝垂れ桜は、色と言い形と言い実に奇麗な桜です。
正永寺の枝垂れ桜は、年々枝振りが寂しくなってきました。写真を撮る時は、全体よりもお寺の窓をバックにアップで撮ると面白いかもね。
専照寺の枝垂れ桜は、根元に釈迦如来像があります。それを覆う様に枝垂れている桜です。
三寺は城下町の守りを固める様に並んでいます。裏側はかつてお堀でした。その外堀だった路地を通ってご案内。こういった裏道移動も、珍しいと喜ばれました^^ただ、大勢さんで移動に時間が掛かり過ぎました。愛宕神社にも寄るつもりでしたが時間的に無理。
代わりにバスのコースをちょっと変えて、嶋田屋さんをご紹介。大河ドラマで話題の麹屋さんです。今川の手を逃れた亀之丞が高森の松源寺で約11年暮らしたのですが、この間に彼女が出来て二人の子供を設けています。その子孫がこのお店をやっています。
店に寄る時間もないのでバスの中からのチラ見だけですが、こんな話も喜ばれました^^
2時間コースの方達は、高遠からの帰りとの事。そちらはまだ咲いていなくてガッカリしたけど、飯田で良い桜が見られて良かった、と喜ばれました^^
(4/12、13 撮 ナビ記者)
タグ:ナビ記者通信,桜