[ナビ記者通信]桜守の現地研修
作成日:2016年3月5日
3月に入り、いよいよ春めいてきた今日この頃です。
天候にも恵まれた3/3に桜守の現地研修が行われ、市の小型バスで桜の名所を3ヶ所回って来ました。
今回の講師は、いつもの桜守の先生 森田さんと、体験プログラムインストラクターの藤澤先生。
最初は、増泉寺のしだれ桜。その形の様子から別名 天蓋(テンガイ)桜とも言われています。
「太陽の位置は今あそこですね。写真を撮る方をご案内する時は・・・」と藤沢先生。
このお寺が建てられた当時は、山門から本堂へ真っ直ぐに踏み石が並べられていました。
桜はその横に!しかし木の成長でその根は踏み石を持ち上げたり包み込んだり!
今の踏み石は、木の周りを丸く取り囲むように並べ替えられています。
樹齢300年ほどの見事な桜です!皆さんはメモを取りながら、私は写真を撮りながら^^;
お次は、杵原学校のしだれ桜。旧山本中学校で貴重な木造校舎が残っています。
以前、この教室で吉永小百合主演の「母べえ」のロケが行われました。去年は今公開されている「母と暮らせば」のロケが行われました。山田洋次監督は此処の名誉校長にもなっています。桜は、最初の卒業生が卒業記念に植えたとか。樹齢80年ほどですが、形とロケーションの良さで人気です^^
「枝の支えは点ではなくこの様に面にして・・・」と、森田先生。
最後に訪れたのは、天竜峡の桜街道。並木の桜はまだ樹齢20年ほど。
「ここは私が監修して桜を植えた所。10m間隔で189本の八重桜が並んでいます。」と、森田先生。
種類も数種類あって種別名の表記もあり、所々に説明書きもあります。
見頃は4月の下旬。エドヒガンが終わった頃ピークが来るので、桜のシーズンを伸ばしています!
これも森田先生の計算ですね^^
最後に、満開時に撮った写真を載せておきますね。こうなるのも間もなくですね!
さて、今年はどんなお客さんをお迎えするのでしょう?皆さんも如何ですか^^
(ナビ記者 2)
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