【ナビ記者通信】元善光寺で御開帳
作成日:2022年4月12日
今年は御開帳の年でもありますね。コロナ禍で1年延期された御開帳です。
御開帳と言えば、善光寺が有名。でも、元善光寺を忘れてはいけません。善光寺如来像を最初にお奉りしたお寺です。
善光寺は長野市ですが、元々は飯田市の座光寺に在りました。それが諸々の事情で長野市に移転。という事で、こちらは元善光寺と言います。
善光寺だけでは片参り・・・と言いますが、それは元善光寺にも行かなければ!という事です。(クリックで拡大画面になります)
こちらでも本堂の前に回向柱が建立されています。5色の善の綱は前立て本尊と結ばれています。回向柱に触れるという事は、前立て本尊に触れた事になる訳です。
本堂の屋根は、今回の御開帳に併せ改修されました。そのご寄進を募集しています。一寄進3千円との事です。今回の瓦は銅が使われています。今は奇麗に輝いていますが、段々くすんできます。10円玉と同じですね。
その横には顔出しがあります。試されては如何^^
変わった物もあります。善光寺のかな作文とでも言いましょうか。
さあ、どう読みましょう?右から縦に読むと、元善光寺、とても良さそう。是非参ってこんせい。だんだん今年も良いぜ。うちの皆と自分ともども。という事ですね^^;
コロナ禍という事で、手水舎の柄杓が取り払われました。直接手を入れて洗ってください。中にはカラフルにラムネ球が入れられています。子供さんは喜んで手を入れています。
この後ろに、お地蔵さんが座っています。花の色は日によって変わる様です。皆さんが行かれた時は何色でしょう?インスタ映えになりそうですね。
他にも2カ所に置かれてます。探してみるのも良いですよ。
善光寺と言えば、お戒壇巡りを忘れてはいけません。元善光寺にもあります。中は真っ暗なので、暗所恐怖症の方はご注意を。暗闇の中を手探りで進み、御本尊の真下に位置する「御錠前」に触れます。こちらは無料で体験できます。
本堂の裏手には宝物殿、平和殿があります。外からは入れません。本堂の中から入ります。入館料は500円です。
宝物とはどんな物でしょう。写真撮影は出来ないので説明板をご覧ください。
最後に鐘を紹介します。「平和の鐘」と言われています。昭和25年に奉納されたものです。
昔は自由に突く事が出来たのですが、痛んできたとの事で今は禁止になっています。撞木(鐘突き棒)には鍵が掛かっています。
鐘楼の前には観光案内所が出ています。近隣の観光スポットやお食事処のパンフレットもありますので、ご利用ください。
始まったばかりの今は、未だ空いています^^;
(4/4~11 撮 ナビ記者)
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