[ナビ記者通信]松源寺の柿すだれ
作成日:2016年11月15日
干し柿作りの季節になりましたね~。
高森町の松源寺では毎年、鐘楼の周りに干し柿を吊るします。
松源寺は、来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」に関連しています。
直虎の許婚であった亀之丞が、今川の手から逃れ身を寄せていたお寺です。
来年は観光バスも押し寄せて来そうです。それに備えてか手前の町道と駐車場が整備中でした。
鐘楼の柿すだれは初めて見ました^^
遠目には柿が少なそうに見えるかもしれませんが、近くで見るとなかなかです。
近くにまだ実を付けたままの柿木がありました。今年は豊作なのかな?^^
松源寺の先は松岡城址公園。堀跡が残っていたり、春は見事な桜も楽しめます。
松源寺は、松岡城の菩提寺でした。寺を開いた文淑瑞郁禅師は、城主松岡伊予守定正の実弟です。臨済宗妙心寺派の高僧で、総本山京都妙心寺の二十四世住持も勤めました。
昔は柿農家の軒先に柿すだれと言った風景がよく見られたのですが、今は専用部屋で室内干し。
売り物にするにはこうしてください、とJA等からの指導の様です。お寺の近くにそんな柿農家が在りました。
丁度家の方が出て来たので撮影許可をお願いすると、「どうぞどうぞ」と言って2階へ案内してくれました^^ 間近で見ると圧巻ですね!
こちらの家では、JAへ出荷しているとの事でした。この辺の柿は「市田柿」となって、全国に出荷されます。
(11/12 撮 ナビ記者2)